これから准看護師を目指す人

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准看護師になるため知っておきたいこと

大切な職業!准看護師(ミニドラマ視聴)

2020年1月8日、日本医師会が「准看護師」のミニドラマを制作されました。
右記をクリックしてください(視聴時間10分程度)⇒ 准看護師
※「准看護師」のミニドラマは、日本医師会が制作した「なな色健康家族」の4つのテーマのうちの1編です。ほかには、「かかりつけ医」「がん検診」「風しんの抗体検査・予防接種」があります。詳細は右記をクリックしてください。⇒ なな色健康家族
<出演者>
虹井なな…森 七菜(主演・女優),虹井みどり…阿南 敦子,虹井一郎…中野 剛,虹井みな…寺島 咲,虹井だいき…吉田 健悟,白雲医師…小木 茂光
<スタッフ>
構成・脚本:さらだ たまこ,音楽:櫻井 美希,演出:爲川 裕之,制作:株式会社ケイファクトリー

准看護師とは

世間一般にいわれている『看護師』ですが、実際には2種類あります。厚生労働大臣発行の国家資格である看護師と、都道府県知事発行の免許である准看護師です。准看護師の業務内容としては、看護師と同じように患者さんのケアを行います。しかし、看護師とは違い准看護師は「医師・歯科医師又は看護師の指示を受けて」業務を行います。
准看護師は、2016年末現在で約34万人が就業しており、就業場所としては、約4割は病院勤務、約6割が診療所や訪問看護ステーション、社会福祉施設、介護保険施設等で勤務しています(厚労省資料より:平成28年衛生行政報告例(就業医療関係))。

准看護師の資格取得メリットは?

1.2年間で資格が取得でき、費用も安い
・看護師よりも資格を取る期間が短いため、資格取得までにかかる費用が必然的に少ないということです。できるだけ早く看護職の仕事に就きたい、きちんと資格を持って働きたい、という人には最適の資格といえます。
2.働きながら資格取得ができる
・2年間の准看護師養成所では通学スタイルが異なります(①朝から夕方まで授業を行う全日制②平日の午後や夜間に授業を行う半日制)。ご自身の生活スタイルにあわせて選ぶことができ、働きながら資格取得することができます。事前に、志望する学校の時間割を確認し、仕事を持ちながらでも無理なく通えるかどうか確認しておくことが重要です。
3.准看護師試験の合格率は高く、同年に2回の受験が可能
・准看護師試験は、47都道府県で開催されており、合格率は全国平均97~98%と非常に高いです。
・毎年2月に准看護師試験は2回(平日・休日)実施されている。受験場所を変えれば2回受験が可能となる(それぞれの受験場所で出願申請・受理が必要)。
4.准看護師でも就職できる(就職が困難ではない)
・准看護師は中小の病院や精神科病院、クリニックや介護施設などには欠かせない存在です。仕事先に困ることはありません。※求人情報ページ(こちら)

准看護師としての働き方

2018年11月某日、当会役員は「准看護師としての働き方」をテーマに、株式会社クイック看護roo!から取材をうけました。その内容はWEB公開されていますので是非ご覧ください。 皆さんが准看護師をめざすきっかけとなれば役員一同嬉しく思います。

右記をクリック→看護roo!_看護職の5人に1人は「准看護師」|ダイバーシティ時代に選ばれる職業?

准看護師と看護師の違い

准看護師 看護師
入学要件
(最終学歴)
中学校卒業 高校卒業
年限 2年以上 ※2年で免許取得が可能! 3年以上
履修時間 総時間数:1,890時間
・基礎分野70、専門基礎分野350
・専門分野1,470(うち臨地実習735)
総単位数:102単位
・基礎分野14、専門基礎分野22
・専門分野66(うち臨地実習23) ※2年課程は2023年度から見直し
資格発行 都道府県知事の免許 厚生労働大臣の免許
仕事 保助看法第6条
「医師・歯科医師又は看護師の指示のもと]で、傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う。
保助看法第5条
傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行う。
業務 准看護師と看護師に「業務の範囲」の差はない。
自らの判断による看護業務はできない。 自らの判断により、看護を提供できる。
キャリアアップ 看護師 保健師・助産師・特定看護師・専門看護師・認定看護師・診療看護師

准看護師になるための一歩を踏みだそう

准看護師となるためには、まずは受験資格を得るための専門教育をうけ、都道府県知事の行う准看護師試験の受験資格を取得した上で受験に合格し、准看護師の都道府県知事免許を取得する必要があります。

取得までの流れ

1.まずは、准看護師学校養成所を受験して入学します。

  • 受験資格が中学校卒業(中卒)という事もあり、入試レベルも中卒程度にされています。
  • 入試科目は、学校により異なりますので受験を希望している学校で何を出題されているのか募集要項等で確認して下さい。
    ※主に「国語・作文・数学・社会・理科・英語」などの中から2科目~3科目程度の出題が多いようです。
    ※ご自身がお住まいの都道府県にある准看護師学校養成所等は、右記からご確認ください。 ⇒ こちら

2.准看護師学校養成所に通って、学習(履修・実習)します。

  • 養成所では、2年間で准看護師の受験資格を得るための教育を受けます。
  • 働きながら通うことができる学校も多くあります。
  • 主に、1年目は履修・2年目は主に実習となります。
    ※通学時間等は、各学校で異なります。
    ※先輩准看護師・看護師の体験談も参考にしてください。

3.都道府県が実施する准看護師試験を受験

  • 受験する会場の受験要綱(試験日・会場・書類提出期限や必要書類・手数料・提出先)等を確認します。
    ※准看護師試験日が異なる県もありますので、必ず確認してください。⇒令和4年度実施状況こちら
    ※複数県を受験可能です。
  • 准看護師試験は、下記科目を150問です。
    人体の仕組みと働き,食生活と栄養,薬物と看護,疾病の成り立ち,感染と予防,看護と倫理
    患者の心理,保健医療福祉の仕組み,看護と法律,基礎看護,成人看護,老年看護,母子看護及び精神看護

4.准看護師試験合格後の免許申請手続き

  • 合格後は、速やかに免許申請手続きを行ってください。
  • ※申請後から免許証発行まで、数か月かかることがあります。
  • 住民票による住所地の都道府県知事に申請します。
  • ※申請書類は事前に確認しましょう

准看護師として歩き出す

仕事の内容

  • 准看護師資格は都道府県知事によって免許が交付されます。
  • 准看護師とは、医師・歯科医師又は看護師の指示のもと、診療の補助や療養上の世話をする仕事ですが、仕事内容は看護師と同じです。
  • 体力や精神力を求められ、勤務体制によっては夜勤もあるので大変ですが、人の役に立てるとてもやりがいのある仕事です。

准看護師に対する期待


准看護師情報

准看護師試験実施に関する情報

都道府県で開催の准看護師試験に関する試験実施情報を掲載しております。下記をクリックして情報をご確認ください。

令和5年度(令和6年2月)実施一覧

(厚生労働省)令和4年度准看護師試験の実施状況を公表します。 URLこちら


関連情報(准看護師制度に関連する内容)

・平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況(厚生労働省資料:令和元年9月4日)URLこちら
・令和4年医師会立助産師・看護師・准看護師学校養成所調査(日本医師会:2021.08.05) URLこちら
・看護職員の需給に関する基礎資料(厚生労働省資料) URLこちら
・看護基礎教育検討会報告書(厚生労働省:2019.10.15) URLこちら


その他の情報

下記の情報もご覧頂けます。

更新情報・お知らせ

2023/12/25(お知らせ)

准看協News12月号のお知らせ

2023/11/17(更新情報)

令和5年度オンデマンド研修の配信追加

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